わたしのキオクdiary

幼少期から現在に至るまで

2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

早く大人になりたかったあの頃

私が高校生まで住んでいた家は 一般家庭からみると貧乏な家庭でした 貧乏子沢山とは 私が生まれ育った家のことである 友だちに7人兄弟というとビックリされたし、私が育った町では町中の人が我が家は子沢山ということを知っていた 小さい町で噂になっていた…

哀しさの里帰り出産

初めての出産で 何が何だかわからない 当然のように田舎の母に頼るのが一番だと考え 里帰り出産 を決意した 予定日1ヶ月前に 田舎に帰省した… これが間違いだったんだ… 母は暖かく迎えてくれたが… 年老いた父、弟2人… 私が暮らしていた頃の嫌な記憶が フラ…

母への手紙

私の結婚式の準備段階でのこと お母様への感謝の手紙を用意してくださいと プランナーさんから言われた 母への感謝の手紙… どういう風に書けばいいか悩んだ… 例題を見ても お母さんに優しくされたとか、こんなエピソードがあったとか…書いてあった… 優しくさ…

心を閉ざす

家族… 特に母には心を閉ざしていた時期があった 何があって心を閉ざしていたのか はっきりは覚えていないが… 思い出すのは 私が部屋の隅っこで泣いていて 母が、私の側ではなく… 部屋の片隅で泣いている私を じぃーっとみている そう、私の部屋の押入れに 家…

桃の節句

私が生まれ育った故郷では 桃の節句が旧暦の4月3日に行われました 故郷の風習で 桃の節句の日には 母がお弁当を作り 家族揃って、近くの海や、山に行ってみんなで食べました うちは貧乏でしたが、桃の節句には豪華なお弁当を作ってくれました 子ども心に嬉し…

私の母 私のキオクの中では 常に厳しかった 常に誰かと比べられていた 早く自立したかった この、自分の家族から早く離れたかった 母は父の代わりに働き一生懸命だった 母の帰りを待ちわびてた 『女の子なんやから、手伝うのは当たり前!』 って言われたけど…